今日はストレス性の腰痛のお話を。

 

この方は、2週間程前に朝歯磨きをした途端、左腰が痛くなったということでした。前日の夜にも少し違和感はあったそうですが、特に思い当たる原因はないそう。最初は捻るのが痛く、今は全体的な張りとシビレがあり、座っているのが辛いとのこと。またこれとは違うのですが、13年前にヘルニアと診断されたことがあるということでした(30代男性)。

 

 

 

ストレスで腰痛が起こる?

検査をしていくと、確かに左の腰の筋肉が張っており、左の骨盤の関節の動きも減少していました。また問題のある側(左)の骨盤の傾きは、とくにストレス性の問題(副腎疲労)と関わっていることが多く、聞いてみると発症時は、仕事の締切に追われていてかなりストレスがかかっていた状態だったといいます。

治療では、問題となっている骨盤の関節に対して、動きをつけるようなカイロプラクティック治療を行いました。また、副腎肥大も少しみられたので、それに対する治療(呼吸を使ったもの)も行い、その他股関節の動きの調節も行いました。

初回の治療で痛みが大分なくなり、次回来院時には痛みが全くなくなったようです^^。

 

 

今日のpoint

今回の腰痛の原因は、「ストレスによって副腎に関わる筋肉が筋力低下を起こし、骨盤の傾きが生じたこと」でした〜。

骨盤の動きが悪くなるだけで、腰の筋肉やお尻の筋肉また股関節の動きなど、全体的に負担をかけます。また骨盤関節からの関連痛が足に出る場合もあります。そして今回のようにストレスと骨盤の傾きが関わっている場合もあり、ストレスがかかった時に腰痛や背部痛が出るという心当たりがある人は、要チェックですね。

 

 

K.K.

 

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